矢橋道は「急がば回れ」の近道★草津市
矢倉道標から矢橋港までの矢橋道(やばせみち)について見ていきます。
矢橋道は、「急がば回れ」の 近道・早道 (大津へ舟渡し)の道です。
矢橋道の迂回路トンネル(アンダーパス)をくぐって、JR琵琶湖線の線路を越えました。
矢倉道標
— 南びわ湖エリア情報🛳️ (@minamibiwako) February 11, 2021
「右やばせ道」と解説されていますが、ぱっと見たら
「やばせ」ではなく
「やむせ」?
と二度見してしまいます
文字としては
「右や者せ道」と書いて、音は「みぎ やはせ みち」https://t.co/hWr7mpTJWv
滋賀県 草津市 #急がば回れ #びわ湖さんぽhttps://t.co/WpprFnr85T pic.twitter.com/uWvzED5AwX
矢倉道標から矢橋道迂回路トンネルまでについては、↓こっちの記事に書いています。
矢倉道標は「急がば回れ」で行くかを思案したところ★草津市 - 南びわ湖エリア情報
この記事では、矢橋道の迂回路トンネルを出て、JR琵琶湖線の線路を越えたところから矢橋港までをレポートしていきます。
線路で途切れてしまった旧矢橋道です。
草刈りされて、すぐだと思われ、道として認識できました。
線路への扉は閉じられ、線路の向こうに「瓢泉堂」の看板が見えています。
少し戻って、若宮八幡神社を見ておきます。
グーグルマップでは、若宮八幡「神社」ですが、
神社内の表記は「若宮八幡宮」 です。
矢橋道の案内板がありました。
矢橋道
矢橋道は、近江八景矢橋帰帆で著名な矢橋の渡しへの道で、東海道の脇道であった。
勢田橋経由の陸路にくらべ、矢橋港から湖上50町ほど(約5.5km)の大津への航路は、「勢田へ回れば三里の回りござれ矢橋の舟にのろ」とうたわれたように、先を急ぐ旅人が重用するところとなり、これにつれて矢橋道も大津への短捷路として往来が激しくなった。
道は、東海道筋の矢倉姥ヶ餅屋角で東海道と分かれ、大塚、川ノ下を経て、矢橋に至った。
なお、草津名物姥ヶ餅屋は明治以降移転し、名勝矢橋帰帆の絶景も一変したが、姥ヶ餅屋旧地には寛政10年(1798年)建立の道標が現存、一方矢橋港にも弘化3年(1846年)建立の常夜灯が現存するほか、矢橋には源頼朝の伝説ゆかりの鞭崎八幡宮、僧最澄創建で足利義詮再建の寺伝を有す石津寺、川ノ下には若宮権現(猿田彦神社)、大塚には正光寺などの古社寺がある。
つづく
江戸方面
東海道 矢橋道との分岐点「矢倉道標」編 へ進む → 東海道「萩の玉川」編 へ進む
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京都方面
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