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JR西日本の回数券廃止と「京都分割」のひずみ★滋賀県

kyoto分割 は、滋賀県民の「救い」です!!!

(京都分割に賛成の視点での記事になります。あくまで個人の意見です。)

 

滋賀県のJR駅で、1日の利用者数が最も多い駅は

琵琶湖線南草津駅です。

 

 

この JR南草津駅 から JR大阪駅 まで電車で行く場合、

切符の買い方が 2つ あります。

 

ある買い方をすると、切符代は片道で 270円 安く買えてしまいます。「京都分割」という買い方です。

 

南草津ー大阪」区間を例に、JR西日本の回数券廃止(2021年9月30日に発売終了)、京都分割、滋賀のひずみ状態などについて見ていきます。京都分割というきっぷの買い方を知っているかどうかで、往復の値段にすると 270円×2 = 540円 もの値段差が発生してしまう矛盾。この矛盾をしっかりと考え、ぜひとも安くきっぷを買って、浮いた金額をおいしいものや、楽しい事に使っていきましょう!と言える方向になることを希望しています。

 

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写真は、南草津駅ではなく、草津駅西口のチケットライフ

JRの回数券廃止によって、滋賀県のJR駅前のこの自販機は見られなくなるかもしれません。。。

 

 

目次

 

 

南草津→大阪 普通のきっぷの買い方:¥1,170円 

一つは、普通にJR南草津駅ICOCA で、ピッ っと改札に入って電車に乗り、JR大阪駅に着いたら、また ピッ っと改札を通って出る方法です。

[南草津] ー [大阪]

片道:¥1,170円

ICOCAが無い場合は、南草津駅の切符の券売機で、大阪までの切符を買っても同じです。

 

 

南草津→大阪 「京都分割」での買い方:¥900円

二つ目は、「京都分割」という買い方です。乗車券を

南草津から京都までと、

京都から大阪までに分割して買います。そうすると

[南草津] ー [大阪]

片道:¥900円

となり、一つ目の買い方に比べて片道で、270円 (約23%)安く買えます。 

 

 

なぜ、このような2重価格が存在してしまうのでしょうか?

JRの切符の料金は、利用する電車の「距離」区間によって決まっています。

が、「京都ー大阪」間のように私鉄(阪急、京阪)と並走する区間では料金を安くして私鉄に客が流れてしまわないように割引対策がされています。

京都駅から ICOCA で大阪に行く場合には、この割引料金が適用されます。

しかし、私鉄が並走していない滋賀県南草津駅から ICOCA で大阪に行く場合には、割引料金が適用されないのです。そこで、乗車券を割引のない「南草津ー京都」分と割引のある「京都ー大阪」分に分割して、「京都ー大阪」区間に無理やり割引料金を適用させる方法が「京都分割」というきっぷの買い方になります。

 

Q

きっぷを通しで買うよりも、途中駅で区間を分割して買うほうが安くなる場合があるのはなぜですか。

 

A
○JRの運賃は、営業キロが11~50kmまでは5kmごと、51~100kmまでは10kmごとというように幅を持たせて区分し、運賃計算にはその区分の中間の営業キロを用いて計算します。そのため、ご利用区間営業キロや運賃の刻み幅によって、分割してご購入いただいた場合に運賃が高くなったり安くなったりする場合がございます。

 

○JRの運賃には、ご利用いただく乗車区間によって賃率の異なる運賃を適用することがあります。関西圏では「大阪環状線内」電車特定区間」のみ をご利用いただく場合には安い賃率が適用されます。このため、この区間を超えてご利用になる場合には、分割してご購入いただいた場合に運賃が高くなったり安くなったりする場合がございます。

 

京阪神地区の一部の区間においては、私鉄との競合等の輸送市場の動向の観点から 安価な特定運賃 を設定しています。このため、この区間を含んだ区間をご利用になる場合には、分割してご購入いただいた場合に運賃が高くなったり安くなったりする場合がございます。

 

なお、きっぷは、出発駅から目的駅までを通しでお買い求めいただくことを原則 としていることや、全ての駅間で最適な分割駅を把握することはできないこと、また分割されたきっぷは払いもどしや輸送障害時の取扱いの際にお客様に不利な取扱いが生じる場合がございます。このため、当社からお客様に、区間の分割をご提案することはいたしておりません

きっぷを通しで買うよりも、途中駅で区間を分割し... | FAQ | JRおでかけネット

faq.jr-odekake.net

 

乗車券の分割購入に関する公式の回答を探していますが、ぼやけたものしか見つかっていません。。。※グレーな状態

ほかの公式回答を見つけ次第、更新していきますねー。

 

 

 

利用者視点で見るのか? 経営者視点で見るのか? 

京都分割で安く切符を買うことについては、賛否両論いろいろな考え方があると思います。

 

利用者視点で見ると、ギリギリ割引適用からはずれる滋賀県民としては、ぼったくられているように感じてしまいます。希望としては、どこから乗っても、同一料金、最安料金にしてほしいと思ってしまいます。 

 

 

JRの経営的には、コロナ禍で採算が悪化している状況で、なるべく多く料金を払ってもらう方向へ進むのは理解はできます。が、そんなことは滋賀県民としては納得はできませんw

一人でも多くの滋賀県民が「京都分割」できっぷを購入し、540円 の小さな幸せを享受してほしいです。少なくとも、「京都分割」を知らずに、なぜか高い値段を支払っていたという状況は無くなればいいのに!と思っています。

 

南草津駅 ー 大阪」区間であれば、一回の往復で「540円」の価格差です。

JR西日本が、「まぁまぁ目をつぶってよ滋賀県民さん」と言われて、納得ができる値段ではないと感じてしまいます。10円とか20円、まぁ30円以下とかならまだしも、500円以上ってあまりにも価格差が大きいと思います。この不公平に目をつぶれって無理ありませんか?と思ってしまうのです。

 

知ってるか、知らないかで 540円の不公平 を「グレーな状態」※ で残すのは、経営的に損になるのではと思ってしまいます。

 

 

 

 

 

「京都分割」を知ってる人は、みなさん、しっかりと活用してます。

※グレーな状態 というのは、ツイッター上などに見られる「駅員さんから注意された」という つぶやき が散見される状態だということです。違法じゃないけど、次からはやめてね、みたいなやつです。。。

 

 

 

 

 

JR西日本の経営的な視点で見た場合、

①「京都分割」を知らない人からぼったくる方が得なのか?(=「京都分割」を知ってる人には不公平感をいだかせつつ、シレーッっと「京都分割」される)、

 

②または、どこから乗っても同一料金・最低料金の料金体系にするのが得なのか?(公平という意味では、「京都ー大阪」区間の特定割引料金を廃止の選択肢もあり?) 

 

おそらく、難しいシミュレーションをした結果、①の方が得になるから実行しているのだと思われます。少なくとも、グレーな状態での「2重価格」の放置はやめてほしいという希望を持っています。

距離から算出される「大阪ー京都」区間の通常運賃は¥770円、競合対策として割引価格にしている安価な特定運賃は ¥570円 です。 利益を追求した結果、経営判断としてこの割引価格が設定されています。JRとしては、JR、阪急、京阪のどれでも「大阪ー京都」エリアを行き来できる利用者だけに限定して、この割引価格を使ってほしいのは、利益の追求としては痛いほど理解できます。

 

 

が、しかしですw、「京都分割」での切符購入を禁止と明確に書くこともなく、実質、知ってるか知らないかで「2重価格」になっていることを放置していて、普通回数券を廃止にすることで滋賀県民に特定価格の恩恵を受けさせなくする、そのやり方はどうなん?という話ですw 文章に「怒り」みたいなものが、にじみ出ないように気を付けなければなりませんw 公平にするのであれば、「大阪ー京都」区間を¥770円で私鉄と勝負する。特定運賃で割引するのであれば、公平に滋賀県民にも、その恩恵を受けられるようにするというのが、筋なんじゃないの?という話ですw

すき家で牛丼並盛が、¥350円 と ¥550円の2重価格で売られていて、安く買えるのを知ってる人だけは¥350円で買っている。お店は、¥550円ですよと言ってくる。って状態だったら、それ、おかしーやろーっってJRの人も言うでしょ。。。

 

「京都分割」の2重価格を持つ「滋賀県」の地域特性を知った上で、、、

すぐ隣の「京都駅」から大阪駅までの区間は、JR利用者は割引価格の特定運賃で電車に乗っています。同じ区間を利用しているのに、滋賀から乗り始めたら高い通常運賃になってしまう料金設定のため「京都分割」という乗り方が定着しているという滋賀県(+山科)独特の地域性があります。滋賀県のJR駅前にある「JR格安チケット」の自販機で買える枚数の多い安いあの切符です。枚数が多い理由が「京都分割」してるからということです。金券ショップは、「大阪ー京都」「京都ー南草津」の回数券を1枚づつセットにして自販機で売っているわけです。

 

それに加えて、滋賀県はJR駅近辺に住む「電車文化圏」の住民と、「車文化圏」の住民が混在している地域でもあります。

 

通勤や通学で電車を使わない「車文化圏」の住民にとって、「京都分割」の知識は全く必要ありません。そもそも電車を使わないのです。

なので、「京都分割」を知らない滋賀県民もたくさんいるということです。

 

この滋賀県の地域特性を分かった上で、

2021年9月30日(木)に、発売終了となる

JR西日本の回数券」廃止問題を考える必要があるということです。

 

ICOCAポイントサービスの拡充及び ICOCAエリア内の「普通回数乗車券」の発売終了について :JR西日本

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最近、下の記事について、ツイッター上では

チケットショップを悪くとらえてる?と思われるような つぶやき が多く見られました。

 

 

滋賀の地域特性を分かっていて、「京都分割」というJR料金設定の矛盾を知っている人であれば、チケットショップの「JR格安チケット」が、この矛盾をなんとか解決してくれてきた「滋賀県民にとっての救い」であることを理解しています。 

 

回数券の割引分をむさぼる商売だぁという見方は一つの側面だけしか見られていなくて、JRの矛盾した料金設定に対する「救い」の要素の側面が重要で強いということです。

 

滋賀県民は、特定運賃の恩恵を享受してはいけないのでしょうか?

JR京都駅の付近に、阪急と京阪の駅が集まっていれば、きっと滋賀県民も安い特定運賃を使える料金設定になっていると思います。京都駅で阪急、京阪に乗り換えればいいので。現実は、JR京都駅から阪急・京阪に乗り換えようと思うと地下鉄で四条烏丸まで出ないといけないことが、JRの強気の源になっていると思っています。(JR「京都ー大阪」区間の特定運賃の割引分¥200円が、京都市営地下鉄「京都ー四条」区間の¥220円と同等になる)

 

 

乗り換えのめんどくささ、地下鉄料金を考えたら、「滋賀県民には¥200円余分に支払ってもらうわ」って言われてるという受け止めになっています。滋賀県民には通常運賃を払ってほしいJRと、安い特定運賃で大阪まで行きたい滋賀県民との戦いですw

 

この全面戦争の勃発により、「京都分割」を知っている人と知らない人とでJR運賃が2つ存在してしまう矛盾が発生しているのです。

 

 

JRが回数券を廃止するということは、これまで活用できていた安い特定運賃を使う「救い」が無くなってしまうということを意味します。

 

2021年9月30日(木)に、JR西日本の「普通回数乗車券」の発売が終了します。

2021年10月からは、徐々に滋賀県内のJR駅前で販売されていた「JR格安チケット」が無くなっていくと予想されます。そして、それぞれの駅構内にある「みどりの券売機」の前には、常に4,5人の列ができるのだろうと予想しています。特急や新幹線用の乗車券のみを使って「京都分割」するハードユーザーの列です。

 

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画像引用元:乗車券分割プログラムの実行

 

 

 

そして、その「みどりの券売機」に並ぶ列の長さは、各駅の価格差に比例すると予想しています。

滋賀県内JR駅JR大阪駅までの通常運賃(「京都分割」運賃、片道の価格差割引率

 

価格差が大きな駅としては

彦根:1,980円(「1,560円」、片道 420円 安い、約21% 安い)

南草津:1,170円(「900円」、片道 270円 安い、約23% 安い)

近江八幡:1,520円(「1,250円」、片道 270円 安い、約17% 安い)

などでは、みどりの券売機に並ぶ列の人数は 多くなりやすい と思います。

 

価格差が小さな駅としては

瀬田:990円(「900円」、片道 90円 安い、約9% 安い)

守山:1,170円(「1,080円」、片道 90円 安い、約7% 安い)

篠原:1,340円(「1,250円」、片道 90円 安い、約6% 安い)

などでは、みどりの券売機に並ぶ列の人数は 多くなりにくい と思います。

 

 

2021年10月以降も、JRを利用する際には「格安チケット」という手段が無くなっても、全ての滋賀県民が「京都分割」を活用して幸福度上げにいってほしいです。 

 

 

かつてJR西日本の運転士として電車を走らせていた三日月大造滋賀県知事。

三日月知事が、JR西日本にガツンと言ってくれると信じています! 

 

 

 

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