滋賀県の地名に残る水運・海運時代の近江の繁栄
滋賀県の琵琶湖周辺の地名には、
水運・海運が物流の主だった時代の名残りが色濃く残っています。
画像引用元:歌川広重-4 近江八景之内 瀬田夕照⑥
「露しくれ守やまとほく過来つゝ夕日のわたる勢田の長はし」
大津や草津の「津」
長浜の「浜」
大溝の「溝」
などが、琵琶湖水運の拠点を表す地名として残っています。
港を表す地名、町につながる街道に注目すると、当時の物流・交通のルートがしっかりと見えてきます。
京都→琵琶湖→日本海へと続く海運ルート
京都→琵琶湖→関ケ原へと続く陸運・交通ルート
京都→瀬田の唐橋→中山道・東海道が交わる草津宿
近江長浜城②《築城地理》
— 寺井 半兵衛 (@historyTeraiHan) September 7, 2019
長浜は琵琶湖の北東に位置し、水運を使い京都や西日本へ、北国街道・中山道等陸路を使い日本海側や美濃・東日本に通じる交通の要衝。
また、琵琶湖沿岸には安土城・坂本城・大津城があり、長浜は交通・経済・軍事拠点の一つとなっていた。 pic.twitter.com/p4Gig0Rq1B
企画展「江戸時代の #琵琶湖水運」展示品紹介【琵琶湖水運図】
— 大津市歴史博物館 (@otsu_rekihaku) April 3, 2020
江戸時代、琵琶湖上の荷物や船は、すべて大津に集まったわけではなく、湖上を縦横無尽に行き交っていました。この東西を行きかう「横渡り」と呼ばれる輸送ルートを含め、大溝(高島市)を起点に諸浦をつなぐ航路をしめした絵図です。 pic.twitter.com/4aSbyAj0FP
琵琶湖水運図すばらしい!!!
— 南びわ湖エリア情報🛳️ (@minamibiwako) April 4, 2020
「津」や「浜」だけでなく
高島市の大溝の
「溝」も海運・水運黄金時代の名残だったhttps://t.co/c5596JqqZb pic.twitter.com/ezYXtKmHwt
琵琶湖は滋賀県の6分の1! pic.twitter.com/CA7cnsKj4a
— おとーさん (@akitomokuboi) October 28, 2019
比叡と逢坂山が入ったアングルも撮れていましたので、よろしければどうぞ。 pic.twitter.com/be9N0bbp6o
— おとーさん (@akitomokuboi) October 29, 2019
物流の中心が海運であった時代に
— 南びわ湖エリア情報🛳️ (@minamibiwako) October 29, 2019
「近江を制する者は天下を制する」
と言わしめた理由が全て詰まった写真だと思います。
物流・交通のルートがしっかりと見えてきます。
京都→琵琶湖→日本海へと続く海運ルート
京都→琵琶湖→関ケ原へと続く陸運・交通ルート
唐橋→中山道・東海道が交わる草津宿
大津、草津、長浜、近江今津、近江塩津などの地名は
— 南びわ湖エリア情報🛳️ (@minamibiwako) October 30, 2019
海運時代に栄えていた近江の国が浮かび上がります。
主要な海運ルートがそのまま表れています。
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以下、ネット上の反応
20230504
— Kじろー (@Kjiro_Rider) May 5, 2023
旧長浜駅舎あれこれ③☺️
元々は大阪・東京・北陸を結ぶターミナル駅として計画されたそうで、開業当時は目前に港があり大津~長浜を琵琶湖の水運(連絡船)で結んでいたそうです🤯
かつて駅から見えていた風景がCGで再現されていました☺️ pic.twitter.com/ymSGetMHHK
びわこ「つつうらうら」
— 南びわ湖エリア情報🛳️ (@minamibiwako) September 27, 2021
津々浦々
大「津」、草「津」
大津市萱野「浦」、草津市芦「浦」町などhttps://t.co/OuLSObASAd pic.twitter.com/dAPiHDN5xe